魔法のことば
再会
まさおの誕生日がやってきた。
笑顔と明るさを取り戻したお母さんの心理状態を表すかのように部屋の中は綺麗な花が飾られている。
テーブルにはお母さんが腕を振るった豪華なごちそうが並んだ。
就職先での仕事によほどやり甲斐を感じてるのか、台所のテーブルに仕事の資料を広げ学校の勉強をするまさおの隣で仕事の勉強に励んでいるのが毎晩の日課になっている。
初任給は思っていたよりも良く、まさおが好きなプレゼントを買ってやることができた。
『お誕生日おめでとう』
『ありがとう、お母さん。10年前の今日、お母さんはぼくを産んでくれたんだね』
そして、まさおは魔法のことばを唱えた。
『お母さん、ぼくを産んでくれてありがとう』
笑顔と明るさを取り戻したお母さんの心理状態を表すかのように部屋の中は綺麗な花が飾られている。
テーブルにはお母さんが腕を振るった豪華なごちそうが並んだ。
就職先での仕事によほどやり甲斐を感じてるのか、台所のテーブルに仕事の資料を広げ学校の勉強をするまさおの隣で仕事の勉強に励んでいるのが毎晩の日課になっている。
初任給は思っていたよりも良く、まさおが好きなプレゼントを買ってやることができた。
『お誕生日おめでとう』
『ありがとう、お母さん。10年前の今日、お母さんはぼくを産んでくれたんだね』
そして、まさおは魔法のことばを唱えた。
『お母さん、ぼくを産んでくれてありがとう』