君へ。
No.3
―叶わない恋
そんな事、分かってる。
だけどこの気持ちは
失くす事が出来ない....
"なぁ、陸。"
"どうしたん?"
笑わないで聞いてや"
"やからどうしてん?"
キーボードを打つ手が
自然と汗ばんでくる。
1回 深呼吸をして
私はキーボードを打ち始めた。
今日は、君に気持ちを伝える日...
"あの、さ"
"ん?"
"付き合って、欲しいねん"
"・・・え?"
"ネット内だけでええから"
"・・・・"
"陸のことが好き、なんよ・・・"
笑われても良い
貶されても良い
馬鹿にされても良い
君にこの気持ちが、届くなら。