君に届け~俺の想い~


「黒崎くん」

「ん?」

「手……」

恥ずかしそうに小夜はつないでる手を俺に見せてきた。

「あ!わりぃ!」

俺は手を離した。

ヤバイ…可愛い…。

「黒崎くん、学校じゃ有名人なんだね」

「あ…そうみたいだな」

「イケメンだって言われてるよ」

「へえ…」

「嬉しくないの?」

「微妙…」

「そっか…」

「あ、来週サッカー部の練習試合あるから見に来て。俺が中学でする初めての試合だから」

「うん!」

小夜といると…胸が苦しくて、なんか他の女子と話すときとはちょっと違う感じだな…。

って…俺は恋する乙女かっての。


< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

clear sky
жYURIж/著

総文字数/300

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る
clear sky
жYURIж/著

総文字数/0

恋愛(その他)0ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop