【完】キスミーアゲイン


「…そうですか? あ、コレどうぞ、おかわり」

「…あぁ、」




ユキさんは納得してない顔をしながら、私からお皿を受け取って戻っていった。




…『今日おかしくない?』、か。

おかしいというなら、ユキさんの気持ちに気付いてしまったあの日から、きっと私はおかしいに違いない。

私がおかしくなってる原因は、自分だってことに気付いてないんだろうな、ユキさんは。


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