あ。俺、重症だ。

「…日向、なんか用?」


俺も日向先輩と話したい…。



「お前なぁ、お姉様がわざわざ足を運んでやったのに、その言いぐさはないだろー」


けど、猫じゃ出ていけない。

早く着替えよう。



「頼んでねー……あっ!日向!いーところに来た!!」

ん?なんか嫌な予感がビシバシと…。



「お前、態度変えすぎだろ。なに?」



「この中に翔が立て籠って出てこないから、出てくるように言って。」



やっぱりな。

聖夜の野郎、俺が日向先輩に逆らえないからって…





< 123 / 247 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop