あ。俺、重症だ。
「…日向、なんか用?」
俺も日向先輩と話したい…。
「お前なぁ、お姉様がわざわざ足を運んでやったのに、その言いぐさはないだろー」
けど、猫じゃ出ていけない。
早く着替えよう。
「頼んでねー……あっ!日向!いーところに来た!!」
ん?なんか嫌な予感がビシバシと…。
「お前、態度変えすぎだろ。なに?」
「この中に翔が立て籠って出てこないから、出てくるように言って。」
やっぱりな。
聖夜の野郎、俺が日向先輩に逆らえないからって…