あ。俺、重症だ。
「え?ミッチーいんの?」
いないー!!
いるけど出ていけないー!
「ここー」
「ふーん。ミッチー?どーした?お腹痛いのかー?出ておいでー」
…今の状態では出られません。絶対に。
「ミッチー?」
…とりあえず返事はしなきゃな。
日向先輩の顔もみたいし。
カーテンから顔だけ覗かせた。
「…日向先輩、こんちは。」
「あーー!ミッチー猫耳!かわいいなぁ!!」
はっ!ミスった!!
猫耳付けっ放しで出てしまった!