あ。俺、重症だ。

「マジで着替えたい…」


「なんで?似合ってんのに。」


むかちん。



「お前な…猫のかっこが似合うって言われて嬉しい男子なんてどこに…」


「あ。ミッチーやん。」



後ろから大好きな声。



「日向先…ぱ、い?!」


振り向くと、……どちらの執事様でいらっしゃいますか?



「可愛いかっこしてるね。」


日向先輩執事が猫のしっぽをいじる。



「え…あ、あ゙ーー!ちょ、見ないで下さい…!まじ、ハズいんで…」



穴があったら入りたいとはまさにこのことだ。

どこか隠れる場所はありませんか?
どこでもいいから俺を隠してくださいな!!




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