あ。俺、重症だ。
「か、可愛いくなんて、ないですよ!!そ、そんなことより、なんでここに居るんですか?」
顔真っ赤だね。可愛いなぁ。
「んー?暇だから邪魔しに来ただけー」
いや、執事服から逃げるためでもあるな。
いや、そっちのがメインだな。
「はい、ホントに邪魔だから帰って帰って。」
と、吸血鬼聖夜。
「ひどいなー。ミッチーもなんか言ってやってよ!」
お姉様がせっかく邪魔しに来てやったのに。
「…あっ!日向みっけた!」
「…やべっ!見つかった!」
探しに来たクラスメイトに捕まってしまった!
執事服着せられてしまう!
「ひーなーたー!こんなとこでなーに遊んでんのかなー?帰るよっ!」
「…ごめんなさーい。じゃ、一年生たちよ、準備頑張りたまえ!あと、翔!猫ちゃん期待してるからなぁぁー」
苺さん、あたし、引きずらなくても歩けるぞ。