あ。俺、重症だ。

「…お前、ホントにテンションおかしいぞ?どうかした?」


「…っいやいやいや!なんもないよ?さぁ、掃除に行こうか!」


「お前、この雨じゃ掃除ないだろ。」




それもそうですね!



「聖夜は早く掃除に行きなさい!お便所キレイキレイしてきなさい!」

「……はいはい。ホントになんなんだ?」




俺の高いテンションに若干引きつつ、聖夜が教室を出ていく。


俺は満面の笑顔でそれを見送った。






< 33 / 247 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop