成人しちゃっていいんですか
私なんか…。………となにか呟きが聞こえたけど、あたしと一哉は真っ赤になってそれ以上。

関わらずに今日一日を終えた。



「陸さ~んっ」

 スカッ

「あの!あたし!あのっなんで「──無視ぐらい自由だろ」──あのっ陸さ」



あたしはなにかに躓いて盛大にこけた。

でもその痛みに中々立たないあたしを心配して陸さんは戻って来てくれた。
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