一生離さねぇぞ
「ま、弘は中原が居るか。」
「うるせぇ。」
そう言って弘くんは秀くんの足を蹴る。
仲良しな二人です。
そんな二人を笑って見ていると、急に弘くんが立ち上がった。
ゆっくりこちらへ向かって来る。
「…弘くん?」
「椎…俺、椎だけだから。他人がどんだけ他の女可愛いとか言っても俺は……//…まぁ、いいや。」
「???」
え?どうしたのかな、急に。
「「他の女は好きになんねぇから、心配すんなよ」って言いたいんじゃない?」
「そっか…。ありがとう、弘くん…。」
キーンコーンカーンコーン…
調度いい所でチャイムが鳴った。