優しい君に



『mission clear!!』



そう書かれた画面が表れた時には私は大ちゃんには劣るも、なかなかの銃さばきになっていた。



そしてこの快感。




「んーっ♪」




ずっと構えていた銃を置いて私は大きく伸びをした。



「やっぱ、みぃは凄いな!!このゲームは難しいって評判なのに!!」


「大ちゃんがうまいからだよ。」



少し照れながらそう言う。



いくら私が最初より上達しても、大ちゃんなしではクリアできなかった。






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