優しい君に
近くにあった分厚い曲のリスト雑誌を手にとる。


とりあえず、探す素振りでもしとかなきゃね…



パラパラとページをめくっていると、大ちゃんのいれた曲が始まったらしく、カウントが始まった。



カンカンカンカン…という四拍のカウントが入ると同時に私は顔をあげた。




「ざーんーこーくな天使の…♪」



歌い出した大ちゃんに、私は思わず間抜け顔になる。



流行りなんかに疎い私でも聞き覚えのあるアニソン。



「っええぇぇぇ!?!?」



まじですか!?

曲のセレクトこれですか!?





< 108 / 142 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop