優しい君に
「…なんでそんな爆笑するの?」


「いやいや…ぶっ!!朝から死にそうな顔してたから何かと心配したら…ぶっ!!!!」



…うん、ほんとに大ちゃん失礼でしょ。


“あの事”知ってる癖に。




「今さ、微妙にイラついてるっしょ?」


「まぁね。」


「あの事、知ってる癖にって。」


「御名答。」



「………ぶっ!!」




笑うなぁっ!!!



ギロリと大ちゃんを睨めば、大ちゃんは笑顔のままケーキを口に運んだ。





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