優しい君に
ちょうどチャイムが鳴って、先生が教室に帰ってきた。



バラバラと再びみんなが席につく。



私は一番後ろの席。



前の女の子は香水の匂いをさせりギャルっぽい子。



隣は不在ならしい。



もとからいないのか、来てないのか…


恐らく前者。



いくらなんでも、入学式に遅刻する人はいないでしょ。








その後は配布物を配って、明日の予定を連絡して終わった。



自己紹介なんてことしなかったことに凄く安心した。


自己紹介だけは苦手だ。

いや、『だけ』って言い方も変だけど…





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