優しい君に
西高は、すぐ近くにある公立高校で、レベル的には、ちょうど中ぐらい。



ちなみに大ちゃんは不良の割には頭がいい。



落ちこぼれた高校にしか行けないようなことはない。



それは、大ちゃんがもとから頭の回転が早いっていうのもあるけど…




三年間、必死に私が勉強を教えたのが大きいと思う。

本当に、よく頑張ったよ…



…って、こんな余談はどうでもよくて…



「無理、だよ。」




下した決断は、当たり前といえば当たり前のもの。




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