マイエンジェル†甘い声で囁いて
見覚えのある姿に、オレの足は動かなくなる。


三国くんと風ちゃんじゃんよー。


「…ここで聞こーぜ」


オレはツレや女子を、風ちゃんたちからは見えない場所に引っ張る。


「あれ、三国くんじゃん。何でオマエ隠れんの?あ、そっか彼女に嫌われてんもんなぁ。私に話しかけないでっとか言われてやんの、コイツ」


ツレが楽しそうに、女子に話す。


すると、女子の一人が口を開いた。


「タクミもそんな事言われるの?へぇ~。ま、興味ない女には冷たいもんね。彼女結構可愛いのに、冷たくしたんだ?」


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