マイエンジェル†甘い声で囁いて
「怒ってねーけど…ちょっと、想定外」


三国くん、珍しく動揺してる?鼻のアタマ汗かいてるよ。


いつもは動かない視線が、揺れているようにも見える。


想定外?


そんな意外な事書いたかな。


「どの部分…?」


「オレの事、あーいう見方してんだな…」


ガラッ


先生が入ってくる。


うわぁっ。話…途中なんだけど。


先生を見ると、ニヤニヤ笑ってる。


「おまえら、いつも一緒だなぁ。学祭楽しみにしてんぞ!ほら、座れ座れっ」


「痛ぁいっ!」


バシッと先生に背中を叩かれる。


もーっ何で私だけぇ?先生も三国くんには、甘いんだから。


席に戻りながら三国くんを見るけど、私を見ていない。

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