マイエンジェル†甘い声で囁いて
ひでぇ言いぐさっ。


風ちゃんだって、キミぐらいこってり化粧したらバケるぞ~?あん時の、ミコプロデュース、見せてやりたいよ。


「何で?反応微妙な時あっけど、結構かわいくねぇ?」


「うーん…。タクミの彼女っぽくない」


「オレの彼女っぽくない?ま…今までとは全くタイプ違うけどなぁー」


「タクミは廊下でも平気でキスしちゃうでしょ?あの子、そういうタイプに見えないし。どっちもストレス溜まるんじゃないかな」


まぁ…確かに。


今朝、腕ん中に入れただけで真っ赤になってたしな。


反応見て楽しんでるわけじゃなく、オレがそうしたかったからしたんだけど。毎回あれだと、疲れんのかな。


…分かんねぇな。


「とにかく!学祭後は、タクミモテ期に入ると思うし?私が先に予約しちゃいたいな。ね、ダメかなぁ?」


おねだりするような視線に、オレの中の悪い虫が動き出す。


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