マイエンジェル†甘い声で囁いて
「自信ないなら…オレらが全力でフォローする。


…少なくとも、オレは風ちゃん巻き込んだ張本人だし、責任持って面倒みるから」


ドキン


タクミくんの、笑顔に…引き込まれる。


こんなに顔近いのに、全く照れる様子もないし。


みんなの前でキスしようとしたりして…女の子の扱い、慣れてそうだもんね。


人前で歌ったり…タクミくんは緊張しない人だから、こんなに簡単に言っちゃうのかな。


「私がボーカルにだなんて…簡単に決めちゃっていいの?


三国くんのバンドにも、ボーカルの子がいるんだよね?」


「あ~、いるよ。実はさぁ。風ちゃんに協力して欲しいのは、学祭までなんだよね」

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