マイエンジェル†甘い声で囁いて
『好き』の表現
「ふ~ん。で、それが風の出したコタエなんだ?」
「うん…」
三国くんとのやりとりを、友達のちぃちゃんに話す。
学祭まであと1日と迫る中…
前日の校舎は、学祭の前夜祭で盛り上がっていた。
今日は前夜祭だから、露店はまだだけどうちの学校のメンバーだけでグラウンドで準備をしたり、講堂で文化系の催しが一足先に御披露目されてる。
明日は土曜日で、他の学校からもたくさん人が集まるんだ。
ちぃちゃんのクラスは、何かの展示会をするらしく、教室いっぱいに模造紙が広げられ、居場所がないってうちのクラスに逃げ込んできた所。
「それで?今日は練習ないの?」
「うん。もう充分やったし、みんな今日は明日の為にゆっくり休もうっていう、三国くんの提案」
「へぇ。だから三国くんもう帰ったんだ?」
そう。
前夜祭なんて無視で。三国くんはさっさと帰ってしまった。
私としては…
一緒に学祭を回りたいなとか、そんな希望もあったワケで。
そこはマイペースな三国くん。私の野望は、叶わぬ夢に終わる。
「うん…」
三国くんとのやりとりを、友達のちぃちゃんに話す。
学祭まであと1日と迫る中…
前日の校舎は、学祭の前夜祭で盛り上がっていた。
今日は前夜祭だから、露店はまだだけどうちの学校のメンバーだけでグラウンドで準備をしたり、講堂で文化系の催しが一足先に御披露目されてる。
明日は土曜日で、他の学校からもたくさん人が集まるんだ。
ちぃちゃんのクラスは、何かの展示会をするらしく、教室いっぱいに模造紙が広げられ、居場所がないってうちのクラスに逃げ込んできた所。
「それで?今日は練習ないの?」
「うん。もう充分やったし、みんな今日は明日の為にゆっくり休もうっていう、三国くんの提案」
「へぇ。だから三国くんもう帰ったんだ?」
そう。
前夜祭なんて無視で。三国くんはさっさと帰ってしまった。
私としては…
一緒に学祭を回りたいなとか、そんな希望もあったワケで。
そこはマイペースな三国くん。私の野望は、叶わぬ夢に終わる。