マイエンジェル†甘い声で囁いて
「よく言う~。タクミのクラスの子の方が、よっぽど可愛いよ。ほら、よく練習観に来てるあの子…」
そう言うと、タクミは、あぁ…と彼女を思い出した表情をする。
「あれ、化粧濃いからな。ミコもすっぴんは見れたもんじゃないぞ~?風ちゃんは、今でここまで可愛いからな。しかもミコメイクで更にすげー変わるじゃん。
今まで女の見た目しか見てなかったけど、風ちゃんは…オレ、中身も好きだ」
「…ありがとう」
不思議…。
今までの私なら、タクミにこんな事言われたら、ドキドキして
もう恥ずかしくてどうしようもなくなってたと思うんだ。
でも…
今は違う。
落ち着いて、タクミの話を受け止められる私は
もう、タクミを好きじゃないんだって…
そう実感させられた。
そう言うと、タクミは、あぁ…と彼女を思い出した表情をする。
「あれ、化粧濃いからな。ミコもすっぴんは見れたもんじゃないぞ~?風ちゃんは、今でここまで可愛いからな。しかもミコメイクで更にすげー変わるじゃん。
今まで女の見た目しか見てなかったけど、風ちゃんは…オレ、中身も好きだ」
「…ありがとう」
不思議…。
今までの私なら、タクミにこんな事言われたら、ドキドキして
もう恥ずかしくてどうしようもなくなってたと思うんだ。
でも…
今は違う。
落ち着いて、タクミの話を受け止められる私は
もう、タクミを好きじゃないんだって…
そう実感させられた。