マイエンジェル†甘い声で囁いて
その思いは2年になっても、誰にも言う事なく…


ずっと心の奥底に秘めていた。






そこでまさか、同じクラスになるとは。


これは一つのチャンスなのかとも思ったり。


たまにチラチラ彼女を見るものの、何だか視線落ちてるし、


滅多に目が合う事はなかった。





まだ一度も言葉を交わした事がない。


…話しかけにくいな。


いきなり話しかけたら、ヒきそうだな。







「三国くんっ!」


バタバタと足音を派手に鳴らし、教室にタクミが入ってくる。


< 365 / 474 >

この作品をシェア

pagetop