マイエンジェル†甘い声で囁いて
「ボーカルは、三国くんな?」
「…断る」
そう来たか…。
「何でだよっ!三国くんの優しいクリアーボイスで、女子の心ガッチリ掴も~ぜぇ?」
「オレばっか目立ち過ぎるだろ」
「ははっ。確かに~。オレ影薄くなっちゃう。
三国くんがピアノ弾いて歌い出すと、ステージ全部持ってくからなぁ…。男子票が取りにくい?じゃ、その線はナシか」
タクミはブツブツ言いながら、オレの隣の席に座る。
オレが持ってくっつーより、歌うとハイり過ぎて…後で我に返るから、後悔する事も多いし。
普段は照れくさい事も、弾いてると恥ずかしくなくなる。
更に歌うと、もう羞恥心なんかどうでもいいかって気分になってくる。
「…断る」
そう来たか…。
「何でだよっ!三国くんの優しいクリアーボイスで、女子の心ガッチリ掴も~ぜぇ?」
「オレばっか目立ち過ぎるだろ」
「ははっ。確かに~。オレ影薄くなっちゃう。
三国くんがピアノ弾いて歌い出すと、ステージ全部持ってくからなぁ…。男子票が取りにくい?じゃ、その線はナシか」
タクミはブツブツ言いながら、オレの隣の席に座る。
オレが持ってくっつーより、歌うとハイり過ぎて…後で我に返るから、後悔する事も多いし。
普段は照れくさい事も、弾いてると恥ずかしくなくなる。
更に歌うと、もう羞恥心なんかどうでもいいかって気分になってくる。