マイエンジェル†甘い声で囁いて
「あ、アレだろ~。景の姉ちゃん。どんな子?話してみた?」


タクミが席の後ろで友達と喋ってる、彼女を差す。


「いや、まだ。話しかけにくいし…」


「だよなぁ?ちょっと違うよな~」


違うっつうか…。


あ、今こっち見たな。


ん。でも目逸らされた。


ま…


オレも取っ付きにくいし、


橋渡しは…景とタクミに頼むか。





「タクミ、前に景に聞いたんだけどな。景の姉ちゃん、歌かなりうまいらしーわ。

今日、もっと突っ込んで聞いてみないか?」


「へ~。そーなん?初耳っ。大人しそーなのにな。声出なそっ」


ゲラゲラ笑うタクミの肩を抱き、静かにしろって、と落ち着かせる。


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