マイエンジェル†甘い声で囁いて
胸がモ~ヤモヤする。


私が暗い顔がしてちゃ


三国くんも、嫌だよね。






うん。


会ったら、明るく謝ろう。


さっきはごめん…って。






「遅くなった、悪い…」


ぜぇぜぇ息を切らし、三国くんが私の後ろから現れた。


必死…?…こんな三国くん、初めて見た。


苦しそうに目を瞑り、私の前で身をかがめ肩で息をしている。


謝ろうと思ってたのに、先に謝られ、少し拍子抜け。


「…大丈夫?」


「あぁ…ハァ…」


フウフウ言ってるしぃ。


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