マイエンジェル†甘い声で囁いて
「観念しなさぁ~い。せっかくミコがブーツも帽子も持って来たんだから!

もちろん、メイクもしてあげる」


ミコちゃんは嫌がる私をズルズル引っ張り、教室の隅へ。


ミコちゃんに逆らったら…


人が見てようが、本気で脱がされちゃうよ。


観念して、しばらく大人しくされるがまま。


ミコちゃんはメイクボックスを取り出し、私の顔に手を加えていく。


「髪はぁ…。今日は帽子かぶるから、そのままでいいや。巻いてる時間ないしね。

うん、バッチりぃ!」


また鏡見てないから…


仕上がりがイマイチわからない。


「…かわいくなった?」


「うん!クニ好みに、今日は清楚な感じにしといたからね」


三国くん好み!?


ボッと赤くなる私に、ミコちゃんは二ヒヒと笑う。


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