マイエンジェル†甘い声で囁いて
「今まで…本当ありがとな。今日、すげー楽しかったけど、弾いてる瞬間ふとミコの事考えた」


「やあっだ~。クニ湿っぽいよぉ!」


ミコちゃんはニヤニヤ笑って、三国くんの背中をバシッと叩く。


「オマエがいてくれて…本当良かったなって。中学ん時からの長い付き合いだしさ、正直やらされてる感の時もあったけど…

オレがこうやってバンド続けられたのは、ミコのおかげ」


三国くんは唇を噛み締め、俯く。


「ありがと。ミコもそうだったよ。クニがいたから頑張れた」


ミコちゃんと三国くんは、ニッと笑って見つめ合う。


…あ、3秒以上見つめ合ってる。


感動しつつも、そんな二人にちょこっとジェラシー。






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