マイエンジェル†甘い声で囁いて
「やべっ、もう時間ねーじゃん。チャイムなるっ!行こーぜ、風ちゃん」


…うわっ、本当だ!あと1分だぁ。


「放課後迎えに行くから。それまでに何か考えといて。マジで何でもいーよ」


タクミは私の反応を確認すると、ニコッと笑う。


「何でもいーよって…、本当に?無理な事頼んじゃうよ?」


「いーよ。もう一回、顔殴らせて欲しいとかでも全然オッケー」


ニヤニヤ笑って、私の頬を優しく触る。


うわぁ…。


緊張して、息を吸い込みごくっと唾を飲む。


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