あたしの風をあなたに…

「トランペット…パート変えたのか?」

「はい」

芝崎の問いにあきが答える

「なるほどな…コータを持ってきたのね」

「??」

コータが納得いっていないことに気付いた芝崎は笑ってた

「あき…どうだ?吹きやすくなったか?」

「あ…はい。吹きやすくなった気がします。」

「ということだ。コータがんばれよ」

「はい!!」

よく分からないまま返事をすると芝崎は次の指示を始めた

「じゃあAから木管だけ」

「「はい!!」」

―なんで芝崎はあき先輩にそんなこと聞いたんだ?

で、なんであき先輩吹きやすくなったんだ?

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