あたしの風をあなたに…
「澪、頼みがある」

もう悔しい思いはしたくない。絶対ステージに乗りたい

「何よ?」

3rdとして1stのあき先輩を支えたい…!!

オレはまっすぐ頭を下げた

「オレにトランペット教えてくれ!!」

「嫌だ。なんでよ?自分でやりなさい」

澪はコータを見ずにつば捨てを干し続ける

「それじゃダメなんだ…!!」

コータの言葉に澪ははじめてこっちを見た

「何がダメなのよ。自分でやることなんて当たり前じゃない」

澪の言葉が冷たい
オレはゆっくりと息を吸った


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