あたしの風をあなたに…
知らなかった…あき先輩って天才型だと思ってたのに実は結構努力してたんだなぁ

なんか、オレもうまくなる気がしてきた!!

「はい、おしゃべりはここまで。早くコータも練習しよう」

「はい!!」

笑って返事をすると楽器を出し始めた

あき先輩は人一倍練習して今のレベルになったんだ…だからオレも頑張ろう

楽器を出して再び音楽室に戻るとあき先輩と澪の姿があった

「おはよう澪!」

オレが挨拶すると同時に2人は分かれ澪がこっちを向いた

「おはよう。じゃあはじめようか」
「コータがんばー!!」

澪の声と向こうから聞こえるあき先輩の声にオレは頷いた


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