エクセント
始まりの今宵

☆11時30分


「おやすみ…」

「明日はちゃんと起きるのよ」

「は〜い…」



………私には、誰にも言えない秘密がある……




☆pm12時
「時間だねぇ…………んじゃ、まぁ行きますか…今日もいい子に寝ててよ」


スッー

「ん?今日は満月か〜、んじゃ目でもしっかり見えるね」



…今の私の状況を説明すると…簡単に幽体離脱っていうのかなぁ
まぁ、体と心が別々の場所にいるのは、確かかな



体が家の中、心がお外……ってか、普通に聞くと怖い


まぁ、これからいく所には同じような人が沢山いるから




〔三挺隙(さんちょうすき)公園〕




「えっと〜……クロスの入り口は…この公園の、噴水の銅像が持っている小さなわっかの鏡」



普通の人間には、入れないってか生きてる物の肉体では、入れない入り口、まぁ今の私は体のない命だけだから、普通の人がみたら、蛍ぐらいにしかにしか見えないらしい、とはいっても、命って凄くキレイに光っちゃうから目立つのよねぇ


こないだなんて猫に追いかけられちゃって必死に逃げたし(涙)




ちゃぽん……


綺麗な水音……



私たちのしごともこんな綺麗なものならいいのに……
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop