Liar or Truth
俺はチアキ同様にベッドに倒れるように横になった。
即座に白い天井と電気が目に入る。
「まあさ、人には色々あるよ。勿論チヒロにも」
「…」
「人生山あり谷ありって言うじゃん」
「…そうだね。取り敢えず勘について話すのはもう止めよう。埒があかない」
「ははは」
―――…今のは自分の都合の良いように言っただけ。
リマに対するチアキの勘は良く当たる。
さっきの「チヒロはリマの事好きなんだろ」的なやつもそうだし。
ただ、避難した。