あしながおにいさん
その曲に出会って以来
僕のあの夏の記憶を
すべて呼び起こすような
力を持っていたから
薄気味悪くなり
突き放してもみたが
誘惑に負けついに
アルバムを買い
幾度となく
その歌の世界に
身を任せて
異次元の世界を
彷徨う自分に
酔いしれていた
朝から霧雨の
降りしきる週末の朝
僕は携帯にダウンロードした
その曲と何百回も読み込んでぼろぼろになった
「あしながおじさん」
の小説を片手に
家を出た
向かう先は江ノ島だ
なぜそう思い立ったのかは
わからない
去年の雨の季節には
感じなかった何かが
僕を動かした
そのときも
今日のような霧雨が
何日も降ってたはずだ
だけど今日は
今日の霧雨は
僕に語りかけている
気がした
美雨・・
君の声で・・
僕のあの夏の記憶を
すべて呼び起こすような
力を持っていたから
薄気味悪くなり
突き放してもみたが
誘惑に負けついに
アルバムを買い
幾度となく
その歌の世界に
身を任せて
異次元の世界を
彷徨う自分に
酔いしれていた
朝から霧雨の
降りしきる週末の朝
僕は携帯にダウンロードした
その曲と何百回も読み込んでぼろぼろになった
「あしながおじさん」
の小説を片手に
家を出た
向かう先は江ノ島だ
なぜそう思い立ったのかは
わからない
去年の雨の季節には
感じなかった何かが
僕を動かした
そのときも
今日のような霧雨が
何日も降ってたはずだ
だけど今日は
今日の霧雨は
僕に語りかけている
気がした
美雨・・
君の声で・・