私だけのもの







「あらぁっ♪愛奈ちゃんきてくれたの?☆」




"愛奈"





の名前に眠気も
一気にさめる。





『直樹まだ治んないの↓↓?』


「そうなのよ〜っ!!昨日熱があるのにあの格好で、ちょっと行ってくる!!!!!って!よっぽど何かあったのかしらねー…





「母さん…余計な事ゆうなって」





俺は何か言い兼ねないと
思い下におりた




「直樹…」





心配そうに俺を見る愛奈






「大丈夫っ…ゴホッ…」



「大丈夫じゃないじゃん!部屋行くよ〜っ奈菜ちゃん直樹連れてくから〜☆」




「どうぞ〜♪」






愛奈が小さいくせに
俺に肩を貸そうとしてる





「怪我したわけじゃねぇし…大丈夫だから」

腕を離そうと
した




「病人は黙ってて!!」



俺を睨んだあと
肩に腕を乗せて部屋まで
行った
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