私だけのもの






「苦しそう…」






ベットで苦しそうに
寝る直樹にあたしは
冷えピタを貼った





「つめて…」





あ、起こしちゃったかな;;




「冷えピタ貼ったの。ごめんね?起こしちゃって」






「サンキュー…でも、風邪うつっからそろそろ帰れ…」



「いいのっ直樹が治るまでいるしってか薬!!飲んで!!」




わざわざ起き上がって
そうゆう直樹にあたしは
ちょっとおこりぎみー(笑)



「えーっと、この薬でいんだよね?」



「………。」



「直樹?」




無視!!???
なんで????






「…いらねぇ」



「??」



何がいらないんだろう…



「薬…いらねぇから…」



「どして??飲まなきゃなおんないよ…」




わけわかんない直樹の言葉に
あたしは?マークが
頭に浮かぶ






「………嫌いなんだよ薬…」



あれ?なんか照れてる??♪


「どーして?♪直樹くん♪」




あたしはわざと
子供扱いした




「…にげーから…」





ぶっ!!(笑)



「あはははははッ☆直樹子供みたい!!☆」





真っ赤になってるし!!(笑)



「うっせーよ…//」


「でも飲まなきゃなおんないから、飲みなさいーっ」


「やだ」

「飲めっ」






直樹がにやっと笑った…




「じゃあ愛奈が口移ししてくれたら飲むけど」



「いいよ」




「!?」




だって直樹学校これないじゃん…治さないと…


あたしは口に薬と水を含んだ



「まぢで…」



とうとう観念したのか
あたしに口移しされて
ようやく薬を飲んだ…





「にっがぁい…」



あたしの口まで
苦いしぃ…
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