私だけのもの




そしてまた歩き出す
直樹。






………………へ?





「ち、ちちちょっと待って!」




「んだよ…//いいから行くぞ〜っ」




また手を握った。

恋人じゃない…繋ぎ方で。





「直樹…?」




「じゃあ…愛奈は?♪俺の事どう思う?」




「えええ!!??//いきなりですかっ!!」




こんな重大な話し
してんのに

手繋いで
歩いてる二人。




「あたしは〜…どうでしょおねぇ〜♪」



「…ふ〜ん。」




あっなんか
落ち込んだ!?(笑)





「あたしも〜…好きかもっ」

「なんだよかもって」


「わかんないもーんっ」



うん、だって…
中学の時から彼氏
出来た事ないしっ
ファーストキスもまだだしぃ…






なんかちか…い?




ッ!!!!???////////




直樹の唇が
あたしの唇に触れた…。




「はは♪愛奈顔真っ赤だな」


/////???!!!



「あたしのファーストキスぅ!!!」

「いいじゃん♪俺だし(笑)てか俺以外もうキスさせねーし♪」




「ごーいんーっ」


「まぁね♪これからじっくり好きになってもらうし。て事でモールついたから行くぞ〜♪」






「ばかぁ!!!!!!(泣)」






て言いつつ
握った手を離したくない
と思ってる
自分がいた事に
まだ気が付かなかった…。
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