私だけのもの


「わけわかんねぇ」




そう言って
悠斗は教室を出た。



「え…と…」



「ばかばかばかぁ!!(泣)」

ポカポカと穂乃架を
攻撃…(泣)




「もぉこの際告っちゃえ!」


「フラれるもんん〜っ」


「そんな事いってて!!あの娘達に取られてもいいの!!?」




穂乃架の指の先には
あたしをすんごく睨んでる悠斗を好きな子達の
集団…



「いや…」



「じゃあ行ってこい!!!」


「…ん!!行ってくるねっ!!」





あたしは屋上に向かった…
< 39 / 113 >

この作品をシェア

pagetop