私だけのもの



「俺ん家…こねぇ?」


「…へ?////」




「ぽけっとしてんなよ(笑)」


「え!?あ、ごめんごめん…」


「…で。くんの?こねぇの?」





俯く華

きたくねぇんかな
こいつ…。



「それって…」



「は?」




いきなり顔を
あげた華




「それってエッチするって事!?」


「ぶっ…!!!!!!」






あまりにも
ばかな質問のせいで
吹き出しそうになった。






「んなもんわかんねーだろ(笑)」


「そ、そうだよねっ」




うけるこいつ…




「それとも…」




ドサッ



「はるっ…?」




「ヤリたいわけ?(笑)」






軽く押し倒した
だけなのに
すぐ赤くなる華は
本当にかわいい。

最初はくそ悠斗
呼ばわりだったけどな。



「ちょちょちょ…っ悠斗…」

「んだよ。言い出したのはお前だろ?」



なーんて…


「うそ」





起き上がって
背伸びした





「教室もどるぞ華。」




「は〜い"」








『ほらぁ来たよ鳴海さんっほらほらっ』


『やっぱり無理だよぉ』




と俺の前で
女子特有の会話が
繰り広げられている
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