私だけのもの




「そういえば華ちゃん明後日誕生日じゃね?」


授業中にも関わらず
ベラベラしゃべる健志を
無視してたけど
"華"の名前に
つい顔を上げてしまった。



「おー。」





「何買うんだよ?♪」




プレゼント…
まぁ決まってっけど



「内緒って事でバイト行くわ。じゃな」




「悠斗がバイト!!!!?????」






そう叫んだ健志を
無視して俺はバイト先に
向かった。
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