私だけのもの
「お疲れ様でした〜」
あ"〜疲れた…
午前中コンビニ
混みすぎて
まぢ疲れたし↓↓
ガソリンスタンドは
無駄に逆ナン多いし…
精神的に…疲れた
なんて事を思いながら
着替えてたら
美波さんが来た。
「…ッ…」
泣いてる…?
「どしたんっすか」
「……鳴海くん…あのジュース………」
ジュース?
あぁ〜…
「ジュースがどうしたんすか?」
「店長に新メニューにどうですかって、飲ましたの…」
あれを店長が……(笑)
「それでどしたんすか?」
「こんなもの飲み物じゃない、どうやったら作れるんだこんなものって…そんなにまずいの?あれ…」
涙目になりながら
俺に聞いてくる
てか俺の服の裾握ってるし…
「…自分で飲んでみたらどおっすか?」
手を離すように
わざと美波さんの肩に
手をどんとおいた。
「わかった!!じゃあ手伝って!?」
ショートヘアーの髪を
耳にかけた美波さん
その行動が華と重なる。
昨日も今日も会ってない…
「会いてぇ…」
「え!?なんか言った?!」
やる気まんまんの
美波さんは女子高生にも
見える。
「なんも言ってないっすよ」
「じゃあ厨房かりちゃおー♪」
店長も帰った。
店には俺と美波さんだけ。