私だけのもの
「さて♪本命も来たしっ場所変えよ☆直樹くんきたら困るし☆」
場所…変えるんだ…
「どうでもいいけど、男達いらないでしょ。それとも男いなきゃあたしに勝てないか♪」
「は!?」
すぐムキになる遊沙
「男いなきゃあたしに勝てないんでしょ?怖いんだね〜っ」
「………………帰っていいよ」
あたしを睨みながら
男達を帰した。
安心っ
これで余裕で勝てるわッ!!
そして着いたのは
裏庭…
下、草だっ!!
思いっ切り殴れる!!
そんな事を思ってたら
遊沙が口を開いた
「絶対直樹くんは諦めない。とことん邪魔してやるから」
「とれないくせにね」
「とろうとはもうしない。とことん邪魔するだけよ…」
「……………。言ったでしょ負けないって」
「まぁ…見てなさい♪その内…そんな事も言ってられなくなるから」
「わけわかんねーよ?」
「ふふっその余裕もあと少し♪」
クスクス笑う遊沙は
本気で頭イッてる
「もう邪魔しないで」
それだけ言って
家に帰ってきた。