♪純愛Music♪

玲羅サイド

高校1年生,4月...


今思えば,亜夢のあの一言がなかったら,私達は今頃,お互いを知らないままだったのかもしれないね...


亜夢に,凄く感謝してる。






―――――…‥



「ねぇ,玲羅!吹奏楽部,入部しなぃ??」




亜夢が“何しなぃ??”と言う時は,“私は絶対これをするから!!”ってこと。



幼稚園からの付き合いでそんなことは分かりきっている私は,特に入部したい部活もなかったし,吹奏楽部に入部することにした。





小さい頃からピアノもやっていて,音楽は好きだった。


そんな風に何気なく先生に入部届けをだしにいったんだ。
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