♪純愛Music♪

遊星サイド

やばい.....
俺,やっぱり玲羅ちゃんが好きだ!!




日に日にその気持ちが強まっていく。


今まで彼女がいなかったわけじゃないけど,こんなに一人の女を好きになったことは初めてだった。




散々迷ったあげく,彼女とよく一緒にいる後藤亜夢に相談する事にした。




彼女は男子にメアドをあんまり教えてなくて,突き止めるには苦労したけど。

玲羅ちゃんの為なら何のその!!


そんなふうに思えるぐらい,今の俺の頭は玲羅ちゃんでいっぱいだった。




その夜。




“2組の野々山遊星です。
藍原玲羅の事で相談があります。
明日,部活が終わった後,話せますか??”



俺は後藤亜夢にMailをした。




玲羅ちゃんへの恋心を初めて他人に話す事に,緊張してしまって,その日はあまり眠れなかった。






これが,あんな風に後にひびくなんて...ね。
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