3年ライバル 短2編
「ここのオレンジジュース本当に美味しいよ」
「そうなんですか」
いっつもどこでもオレンジジュースを頼むんだけど、大概珍しがられるのに、山下先輩は何ともないようだ
なんか嬉しい。
山下先輩が頼んでくれて、しばらくしてオレンジジュースが届いて話しが始まった。
カランと氷がなる
「んーι
あ、プロコとは中学時代ずっとライバルだったんです」
「ライバル?」
先輩は丁寧に聞いてくれて、最後の方は私の言葉一つ一つになんか笑い出す。
「だから、今は距離おいてるんです」
「くっ…アッハッハ!!」
話し終わると山下先輩の笑い声が店内に響いた。