彼とあたし-もう1人の彼-
その姿が愛しくて…。
あたしはまさの前に回った。




「み、見んな//」




耳まで真っ赤なまさ。




「置いてなんか行けないよ」






まさの瞳とやっと…重なった。



次の瞬間思いっきり腕を引っ張れら…
またまさの腕の中。





「嫉妬したんだ」
「え?」
「…他の男に見られてたから」
「…//」
「知ってた?俺嫉妬深いんだよ?」
「…それでもいいよ?大好きだもん」





嫉妬してくれたんだね。
凄く嬉しいよ。
涙が零れる程嬉しい。



…大好きだよ、まさ。



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