彼とあたし-もう1人の彼-
「部屋行ってて?」
「うん、わかった」




まさは考えてなくても
凄く緊張する!





まさの部屋はシンプル。
邪魔なものがない…。



白黒で統一されていて、
いかにも“男の部屋!!”って感じ。





ソファに腰掛け、
部屋を一回り見渡す。





「そんな見るなよ」
「ま、まさ」




照れくさそうにドアの前に立っていた。





「奇麗にしてるね」
「奇麗好きなんだ」





ジュースをテーブルに置き、
隣に座ったまさ。




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