彼とあたし-もう1人の彼-
そして重なった唇からは、
優しい温もりを感じる。




まさ…?
怖いけどね…
あたしなりに覚悟はできたよ。





何度も何度も角度を変え、
重なり合う唇…。




こんなキス初めてだから
全部まさに任せてしまう。





まさの舌と絡まる…。



静かな部屋に響く…水音。





そんなキスをされると
急に体の力が一気に抜けた。




「ま、さ……んっ…」




静かにソファに倒され//
そっとまさと視線が絡まった。




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