彼とあたし-もう1人の彼-
だけど奇麗な涙を流して
俺の名前を呼び続けていた。




中3の時に初めて唯伊を見掛けた。
俺は初めて一目惚れした。




唯伊だけは格別に違った。




柔らかな性格の持ち主で
誰よりも人思いの子なんだ。





そんな唯伊を傷つけたりした。



だけど猛や千尋のおかげで
俺たちはまた“好き”と言える。






…唯伊を愛せる。



今の俺は凄く幸せだ。





ただ隣に唯伊さえいれば…
もうなにもいらない。



そう思う程、
俺は唯伊に一途。





唯伊しか映らないんだ。



可愛くて素直で…
時折鈍感な唯伊がたまらなく好き。




ほんとの初恋は…
唯伊だと信じたいんだ。



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